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Franz Joseph I. Denkmal フランツ・ヨゼフ1世(1830-1916)ロートリンゲンのハプスブルク家出身。 1848-1916オーストリア皇帝、1848-1916ハンガリーの王。
流血の革命が沈静化した1848年以降から皇帝は軍隊とカトリック教会を擁護する。

1854年バイエルン出身のエリザベート(Sisi)と結婚。1867年ハンガリーとの和解後、 ハンガリーから王位を授かった。

家族内での重大事件:息子のルドルフ皇太子が Mayerlingで心中自殺を図る。皇位継承位2位であった大公フェルディナンドが1914年サラエボで射殺され、彼の弟の Max が1867年メキシコで死亡、1898年Sisiがスイス・ジュネーブのジュネーブ湖で 襲撃され亡くなる。

フランツ・ヨゼフは頑固で、軍人らしい任務遂行意識を持ち合わせた君主の象徴とされる。 彼の無改革主義は支配領地の国粋主義的なパワーの遠心性を促進する結果を生んだ。
1914年84歳にして彼はセルビアへの最後通告に署名、戦争仕掛け人として影響力を示す。 1700万の死者を出した第一次世界大戦後、君主制の廃止をみてフランツ・ヨゼフも力尽きた。
かれの息子のカールは1916年に最後のオーストリア皇帝として皇位を継承している。

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